\documentclass{class/nitonepage} \reporttitle{ペーパー Z80} \reportauthor{柴田 健琉} \studentid{2024D14} \reportdate{令和7年}{02月}{26日} \schoolname{岐阜高専} \department{電子制御工学科} \subject{美術} \begin{document} \titleheading \paragraph{制作意図} このペーパークラフトを制作した理由として、今後このマイクロプロセッサーが完全に絶滅するからです。 Zilogは去年(2024年) 4月にオリジナルのZ80の生産中止を発表しました。 Zilog Z80はIntel 8080互換CPUで、開発は同じくIntelを退社した嶋正利ら開発スタッフによって設計されました。 生産開始から半世紀もの間、パソコン、組み込み機器、ゲーム機の8ビットCPUとして世代単位で支えてきました。 主な採用例として、セガ・マスターシステム、アーケード版Pac-Man、Sharpのポケットコンピューターシリーズ多数、TI-8x系列の関数電卓、MSXパソコン規格、 とアメリカの学生または40代以上の人間が1度も触ったことがないと言い逃れ出来ないほど多くの機器で使用されました。 私とZ80の出会いは電子制御工学実習の機械制御でこのCPUの派生型が使用された実習用マイコンボードでした。 現在Digikeyなどの電子部品販売所では既に在庫が無い・少くなくなっており、オリジナルが完全に入手不可能になる時が刻々と近づいてきています。 \paragraph{制作時の工夫・苦労など} 苦労したことはなんと言っても40本以上ある足の制作です。足の切り出し・のり付けだけで授業2回分を費やしました。 工夫したところは、CPUの挿入向きを示す切り欠きです。完全な半円を切るのは難しいので五角形にし、更に、凹みはのりしろの一部を使いました。 失敗したところは、上下のケーシングのサイズが合わなかったことです。最初に作った下側のケーシングはCADを使わずに展開図を作図したので、 CADを使用した上側ケーシングと寸法にズレが生じてしまいました。 \paragraph{学期感想(ショートエッセイ)} 3つの課題を通して、改めて高専という学校の自由度の高さを感じました。 様々なOriginを持つ学生たちがExpressした作品達はレポートというStoryで完成する。 学生達の背景や好きな事、感性、思い出などいろいろな情報が作品に詰まっている。 この美術の授業だけではなく、高専全体でこれらを表現できる場所は多くありません。 私的なことになるかもしれないが、私は「自由の国」亜米利加で生まれ育ったにもかかわらず、 これほどの自由を学校で感じたことはない。亜米利加の高校(日本では中学3年~高校3年)では飛び級や豊富な コースがあるのだが、私はその「自由」ではない別の「自由」を求めていた。その自由は文化的であった。 私が通っていた高校はアジア人は少数派であった。そのグループには中国人、韓国人、インド人が占めているが、 日本人はそのグループ内でも更に少数派であった。私が10年生になった時、同じ学校内の日本人は私ただ一人だけだった。 学校外を見ても、日本に触れられる場所は本当に少なかった。日本文化に縋れる場所はインターネットぐらいしかなかった。 そのような経験をふまえてこの学校はより自由度が高いと感じました。 \end{document}